あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
「あたし………も?」


ずうっと。


ずうっと昔からあたしが憧れていた2人の指輪に。


あたしの名前が刻まれていたなんて。


そんなの、ちっとも予想なんてしてなかったし。


っていうか!


あたしは2人がお揃いでしている指輪にあんなに憧れていて。


だからあんなに欲しがってみたりしてたのに!


「うん、もちろん未来さんの名前もだよ。
だって、未来さんが僕達の絆なんだから。
だから緑風と僕と………って、僕はその時はみんなからミキって呼ばれていたからね。
だからミキと未来さん。
そう、彫ってもらったんだ。」
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