あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
だってそれは、あたしを対等な1人の人間として扱ってくれているって事だから。
子供相手だからって、適当な言葉でごまかそうとするんじゃなくって、一生懸命に心の中にあるものを伝えようとして言葉を探してくれているって事だから。
だからあたしも、ちゃんとした大人みたいにヨシ君を見習って、みぃちゃんの言葉をゆっくりと待っていた。
「正直、どうして自分の身体が思い通りにコントロール出来ないんだ、とかさ。
食いてぇって思うのに食えない、とかさ。
マジでなんでなんだ!とか考えてたしな。
茫然としたり、イライラしたり。
ずっとそんな感じのままだったよな?」
子供相手だからって、適当な言葉でごまかそうとするんじゃなくって、一生懸命に心の中にあるものを伝えようとして言葉を探してくれているって事だから。
だからあたしも、ちゃんとした大人みたいにヨシ君を見習って、みぃちゃんの言葉をゆっくりと待っていた。
「正直、どうして自分の身体が思い通りにコントロール出来ないんだ、とかさ。
食いてぇって思うのに食えない、とかさ。
マジでなんでなんだ!とか考えてたしな。
茫然としたり、イライラしたり。
ずっとそんな感じのままだったよな?」