あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
けど、当てられているみぃちゃんの掌からじんわりと伝わってくる熱く感じるぐらいの体温は、みぃちゃんがあたしを思ってくれている想いの熱さを表している気がして、あたしはその手を止められないでいた。


そうして、あたしは何にも言えないままで、目の前にある大きなみぃちゃんの胸に顔を埋めてしまう。


ヨシ君に抱き締められるのも大好きなんだけど、みぃちゃんのこの厚くて大きな胸にこうやるのも大好きだったんだっけ。


しばらくこんな事してなかった所為で、忘れていた気持ちを突然思い出してしまったあたしはなんだか気恥ずかしいような気持ちも同時に覚えてしまっていて。
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