あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
答えを探して、あたしはまた顔を上げてみぃちゃんと視線を合わせる。
ちゃあんと答えてくれるまで許してあげないんだからね。
視線にそんな気持ちを込めて、ジッと見るあたしに、みぃちゃんは口元に苦笑を浮かべながら、あたしの髪をくしゃりと混ぜた。
「その制服はさ、中等部を設立する時に美樹がデザイン決めたんだよ。
まだまだチビで言葉も覚束ないようなそん時のお前を見て、この子が中学生になった姿にふさわしい制服にしたいってな。
正直、デザイン見た時に可愛い過ぎるし、着る奴を服が選ぶような感じだろ?
それはないだろって思ったんだけどな。」
ちゃあんと答えてくれるまで許してあげないんだからね。
視線にそんな気持ちを込めて、ジッと見るあたしに、みぃちゃんは口元に苦笑を浮かべながら、あたしの髪をくしゃりと混ぜた。
「その制服はさ、中等部を設立する時に美樹がデザイン決めたんだよ。
まだまだチビで言葉も覚束ないようなそん時のお前を見て、この子が中学生になった姿にふさわしい制服にしたいってな。
正直、デザイン見た時に可愛い過ぎるし、着る奴を服が選ぶような感じだろ?
それはないだろって思ったんだけどな。」