あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
って。


ヨシ君と一緒に居られるのに、退屈とか絶対ないって!


ヨシ君は絶対にソコノトコわかってないと思うな。


なぁんて思ったら、不意に唇が勝手に動いてしまって。


「ヨシ君はあたしとだと退屈しちゃうの?」


なんて言葉をこぼしてしまった。


「………えっ?
僕は未来さんと居て退屈なんて、したりしないよ?
でも、未来さんは僕みたいなオジサンと一緒にいたって面白くないでしょ?
僕は緑風みたいな話術もないし、誰かを喜ばせるだけの技術も持っていないし。」


ちょっと慌てたようにヨシ君はそう言った。
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