あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
なのに肝心のヨシ君は、そぉんなあたしの気持ちなんてちいっともわかっちゃいないんだからっ!


「ふふ。
未来さんみたいな若い女の子に、そんな事言ってもらえるだけで嬉しくなるね。
なんて、セクハラ発言だっていわれちゃうかな?」


ふんわりと笑ってヨシ君はいうけど、セクハラってあたしが嫌がってないんだからなるわけないし。


じゃ、なくって!


「ゼンゼンッ!
ヨシ君とここで2人きりとか初めてだし、すっごくワクワクだし、めっちゃ嬉しいんだけど。」


首をブンブンと音が出そうな位に振って、あたしがそう言うとヨシ君はふいっと遠くを見るように目を細めてすっごく素敵な笑みを浮かべた。
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