あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
「そっか……未来さんは覚えてないよね?
でも僕にとっては、とっても懐かしい2人っきりの思い出の場所なんだよ?」
ヨシ君にそう言われて。
あたしは改めて部屋の中を見渡してみる。
でもやっぱり此処は、用事があって誰かとほんのちょっと来るとか、扉の前まで来たとかしかしたことのない場所で。
今日みたいにゆっくりとソファに座ってお話とか初めてだと思うんだけど。
「あたし………ここでヨシ君と前にも居たことあったっけ?」
どれだけ思い返してみてもどうにも思い出せなくて、あたしはヨシ君に訊ねた。
でも僕にとっては、とっても懐かしい2人っきりの思い出の場所なんだよ?」
ヨシ君にそう言われて。
あたしは改めて部屋の中を見渡してみる。
でもやっぱり此処は、用事があって誰かとほんのちょっと来るとか、扉の前まで来たとかしかしたことのない場所で。
今日みたいにゆっくりとソファに座ってお話とか初めてだと思うんだけど。
「あたし………ここでヨシ君と前にも居たことあったっけ?」
どれだけ思い返してみてもどうにも思い出せなくて、あたしはヨシ君に訊ねた。