あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
引っ張られたあたしは、バランスを崩して座っていた場所からヨシ君の座っている場所まで倒れ込むように移動して。
くるりと向きを変えられてヨシ君の膝の上に座り込むみたいな感じになってしまった。
「恥ずかしいからって、顔を見せないようにして話すのってよくないんだよ?
それにそんな風にしちゃうと未来さんが重いでしょ?」
みぃちゃんに向かってちょっとお説教みたいに言うヨシ君の顔がホントに比喩じゃなくって目の前にある。
え………っと?
どうしてあたしはヨシ君の膝の上に座ってしまっちゃってるんだろ?
くるりと向きを変えられてヨシ君の膝の上に座り込むみたいな感じになってしまった。
「恥ずかしいからって、顔を見せないようにして話すのってよくないんだよ?
それにそんな風にしちゃうと未来さんが重いでしょ?」
みぃちゃんに向かってちょっとお説教みたいに言うヨシ君の顔がホントに比喩じゃなくって目の前にある。
え………っと?
どうしてあたしはヨシ君の膝の上に座ってしまっちゃってるんだろ?