不良姫×不良王子






「あれ…姫希なんで私服?」


「ああ…今日、退院なの」


「そっか、邪魔だった?」


「ううん平気。でも…なんで今?」





今日平日だし学校あるよね?


なんでここにいるの?





「姫希に…言っておきたいことあってさ、」





龍が少しだけあたしに近付いた。


龍の真剣な表情にあたしの体は固くなった






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