二つの恋


朝八時―

待ち合わせは十時に駅。

私は色々準備して
九時半には家を出た。

着いたら、あと十分も
残っていて反って退屈だった。


「さやー!!」

前の方から手を大きく振る先輩の姿があった

(先輩―恥かしいよ…)

私も一応手を振かえした。

「待った?」
「別にー☆」

適当に挨拶を交し、
定番のファーストフード店へ向かった。


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