君を愛してる 〜だから死にたい〜
 そうならなければそれが1番いい、だが安易に大丈夫だろうと考えるわけにはいかない。

 「……わかった、任せとけ――万が一お前が死んだ時は俺が責任を持って美希ちゃんを守る」

 「サンキュー、恩にきるよ親友」

 「へっ、都合のいい時だけ親友とか言うんじゃねえよ」

 「お、言ってくれるね親友!親友の俺に黙って学校辞めたのは誰でしたっけ?」

 「すみませんでした……」

 「ははっ!仕方ないから許してやろう!」
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