君を愛してる 〜だから死にたい〜
 「それがどうかしたの?」

 俺は表情には出さない様に気をつけて話しを続けた。

 「その時に……あの、その、聡の部屋に居たんですけど――なんてゆうか……そうゆう事になりそうな雰囲気になって――」

 「そうゆう事?……ああ、エッチ?」

 「は、はい……結局私が、まだ待ってって言ってしなかったんですけど……」

 「うん、まあまだ日が浅いしね、仕方ないんじゃない?」

 聡が聞いたら怒りだしそうな台詞だな……
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