君を愛してる 〜だから死にたい〜
「さ、お兄ちゃん帰ろっ!」
美希は俺の腕に自分の腕を絡ませて歩きだした。
「えっ、いやっ、ちょっ……」
結局俺は聡子ちゃんに会う事無く家へと帰り着いた。
その日の晩、風呂から上がると携帯電話にメール受信のランブが点滅していた。
『相談したい事があります。明日、会っていただけないでしょうか? 聡子』
聡子ちゃん?
なんでアドレスを――
とりあえず俺は了承のメールを返して返事を待った。
美希は俺の腕に自分の腕を絡ませて歩きだした。
「えっ、いやっ、ちょっ……」
結局俺は聡子ちゃんに会う事無く家へと帰り着いた。
その日の晩、風呂から上がると携帯電話にメール受信のランブが点滅していた。
『相談したい事があります。明日、会っていただけないでしょうか? 聡子』
聡子ちゃん?
なんでアドレスを――
とりあえず俺は了承のメールを返して返事を待った。