君を愛してる 〜だから死にたい〜
 そんな事が2週間程続いたある日。

 何度目かの相談とゆう名の密会を済ませて、聡子ちゃんを見送る時偶然聡が家の前を通りかかった。

 聡の家は5分と離れてない場所にある、必然的偶然――

 むしろ2週間もの間出くわさなかった事の方が奇跡的だった。

 「聡、子……?」

 「聡!?」

 9月も終わりが近いとゆうのに残暑の厳しい日だった。

 「な、んで……」

 しかし俺の周りだけ真冬にでもなったかの様に冷たい空気が覆っていた。
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