【完】俺様のメイド。
「やっぱりまだ信じらんなぃ??」



コクンと頷く。



「ぢゃぁ…どうしたら信じてくれる??湊…」



あたしは…



「遥……のね、過去の恋愛事情が知りたぃ…」



「わかった。」





そしたら、あたしの事が好きかとか


恵美さんの事をどう思っているかとか



…あの写真の女の人たちのこととか全部わかると思って。




「俺…は。秘書全員と付き合ってきた。」



ズキン…


また、まただ。


過去に、嫉妬。



そしてあたしの、過去と不信感のつながり。




「付き合ってたっていっても、性欲処理機みたいなモンで…」


「!!」




“秘書全員と経験済み”

“あたし達は遥を恨んでる”

“ただの性欲処理でしか”




…いろんな言葉が蘇ってくる。






アレは本当のことだったんだね?



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