自閉症児の育児日誌
保護する度に彼女は屈託のない笑顔だ。出て行くからには彼女なりに何か目的があり、それを確認したいという衝動にかられると自分で感情をコントロールする事が出来ず、昼夜関係なく出て行ってしまう。また、彼女は夜の暗闇は怖くない。全然平気。弟は怖くて仕方ないのだから、全くの真逆。 でも彼女に何故、夜に一人で出て行ってはいけないか…と説明しても理解してもらえないからその度「今は出て行ってはダメだ」と言うしかなかった。
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