自閉症児の育児日誌
ようやく彼女の手を掴むと、彼女の目を見て車を指さし「車!危ない!!」と一言。彼女も車を見て「くるま…」とオウム返しな返事。「くるま、くるま」と満面の笑で大ハシャギ。仕方なく店の中へ入った。この当時は何処へ行くにもこの状態だったので、出掛けるのが億劫になっていた。もの凄く体力を消耗していた事は確かだ。
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