新しい光



列に並ぶ。


するとすぐ前に
水嶋先生がいた。


「水嶋せんせっ」


「おぅ、ゆい!
あっ、俺がおごってやるよ」


頼んでもいないのに
本当におごってくれた。


「いいんですか?」

「いいよ、いいよ」


水嶋先生と一緒に
焼き鳥を食べる。


「んっ?これ
焼けてなくね?」


「えっ?あっ…」

確かに中はまだ
少し赤かった。


まっいいじゃん。


でも水嶋先生は
ずっと文句を言ってる。



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