新しい光
「柚依なにしてんの?
まぢ探してたんだけど」
「ごめん。散歩してた」
「何、散歩って!
小学生じゃん」
「うるさ~いっ」
たわいもない会話。
「てか柚依さっき
あの先生のこと
ずっと見てたけど、
どうかしたの?」
必要以上に驚くあたし。
「えっ?いや、
別に見てないよ」
「そう。じゃあ
もう教室に戻ろう」
あたしはゆかりと
教室に戻った。
──あの先生は
いったい誰なんだろう…
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