新しい光




“最後だから…”




そっか・・・


最後なんだね。



本当に本当に

これであたしと先生の関係は
終わっちゃうんだね。




涙が止まらない。



バーっとあたしの
頭の中のスクリーンに
2年前の思い出が
蘇り出した。




あたしより30cmも
背が高かった望月先生。


いつもあたしは
先生を見上げてた。



ずっとずっと
先生の背中を追っかけてた。




< 177 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop