新しい光



あたしはずっと
そこで立ち止まってた。


いつか…

もしかしたら…


望月先生が振り向いて
くれるかもしれない。




そんなありえもしない
希望を抱いて、
あたしは2年間
そこで立ち止まっていた。




もう意味ないね。








──あたし変わらなきゃ。



──1人で前に進まなくちゃ。




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