◆~恋色模様~◆
.★*゚りんご模様゚*★.
最後になればなるほど小さくなって聞こえづらかったけど、聞こえた。
朱里が俺のことを好きって言った声が。
朱里の思いもよらない言葉に俺は真剣になる。
「本当に?」
そう聞くと真っ赤な顔をして首を縦に振る。
本当、りんごみたいなんだから。
でもその顔が俺にとっては1番可愛いと思う。
俺も答えなきゃな。
「朱里、俺も好き」
そう答えたら赤かった顔を更に赤くして俺を見る。
顔赤すぎ。
でもそれは俺の好きな
りんごちゃん。
なぁ君のその真っ赤な顔を。
ずっと独り占めしたいと思ってたんだ。