◆~恋色模様~◆
.★*゚りんご模様゚*★.
「え、いや、別に?」
明らかに不審な行動だし、返事も曖昧な俺に対して美桜は
「そっか」
って短く答えて
「じゃぁ嫌なことはクレープ食べて忘れよ!」
ってそれ以上は追求してこない。
俺は美桜のこういうところがいいと思う。
話したく無い、侵して欲しくない領域に線を引けば入ってこない。
そいつが言うまで待とうとすんだ。
こういう微妙な駆け引きで、俺と美桜の関係は成り立ってんだと思う。
「裕太くん、はい」
場所取りをしてた俺に、朱里がクレープを差し出す。
ここで美桜じゃなくて朱里ってのが、
美桜が朱里のこと好きっていう俺に協力してくれてるとこ。
まぁ今は岸本いるし美桜が岸本に持ってって、
あまりもんの俺に朱里が持ってきてくれてるだけかもだけど。
でも3人のときも大体朱里が持ってきてくれてたし。
多分美桜が気を使ってくれてたんだと思う。
明らかに不審な行動だし、返事も曖昧な俺に対して美桜は
「そっか」
って短く答えて
「じゃぁ嫌なことはクレープ食べて忘れよ!」
ってそれ以上は追求してこない。
俺は美桜のこういうところがいいと思う。
話したく無い、侵して欲しくない領域に線を引けば入ってこない。
そいつが言うまで待とうとすんだ。
こういう微妙な駆け引きで、俺と美桜の関係は成り立ってんだと思う。
「裕太くん、はい」
場所取りをしてた俺に、朱里がクレープを差し出す。
ここで美桜じゃなくて朱里ってのが、
美桜が朱里のこと好きっていう俺に協力してくれてるとこ。
まぁ今は岸本いるし美桜が岸本に持ってって、
あまりもんの俺に朱里が持ってきてくれてるだけかもだけど。
でも3人のときも大体朱里が持ってきてくれてたし。
多分美桜が気を使ってくれてたんだと思う。