◆~恋色模様~◆   .★*゚りんご模様゚*★.

「ちょ、大丈夫!?」



「大丈夫か?」





い、痛い……。



スッと男のコは手を差しのべてくれるけど、

私はその手に捕まることが出来なくて代わりに出てきたのは





「ごめんなさぃ……」





っていう言葉。



女のコも男のコもきょとんとした顔をして





「何が?」





と聞いてくる。





「ぇ、ぁ、私…男のコが……苦手で…」



「んなの触ってみなきゃわかんねーじゃん?」





へ?



男のコが私の手を掴んで私を立たせてくれる。



呆然とする私に





「な?」





って笑いながら言う。



状況が呑めなかった私が我に返ってまず始めにしたことは





「っきゃぁぁあぁぁっっ!!」





叫ぶことだった。



しかもその後は女のコの胸の中で止まることのない涙を流したんだ。



私が泣いている間男のコは女のコにこってりしぼられていたけど。





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