秘密な時間



最後にもう一度だけ抱き合う




中山さんは後ろを向いて車へ歩く




「おやすみなさい!」



私が叫ぶと中山さんはこっちを向いて



「おやすみ」



と言って素敵な笑顔をみせてくれた




中山さんが車に乗る



ドアを閉める音が響く




私は車が見えなくなるまで見送った




家に入った時間は約束の時間ぴったりだったらしく、怒られることもなく今日が過ぎた




中山さんは私が見送ることも予想してたのかな?


時間ぴったりなんて凄いな…




今日は色々な事があった1日だった





本当に夢のような1日だった…






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