秘密な時間
「中山さん酷いですよ~私ですよ♪
あ・や・か♪
いい加減覚えて下さいよ~」
あやか…
あの子の名前か…
「知らねーよ
話しかけてくるな」
「酷いです!
私、中山さんの事好きなのに…」
ドキッ!
胸が痛い…
息が苦しい…
やだ…
なんで告白してるの?
私の事わ本当に見えていないの?
「俺には関係ない
忙しいんだよ」
「忙しいって今から買い物するんでしょ?
一緒にしましょうよ♪」
「しない
もう帰る
行くぞ」
中山さんが私の手を力強く引っ張っる
私わ涙を堪えるのに必死だった
でも私は振り返ってしまった
その先に見えたのは
激しい形相で睨み付けるあの子の姿だった…