秘密な時間
「深雪ぃ――!」
「由利ぃ~、どうだった!?」
「わかんない、でも自信ないよ―」
「大丈夫だって!発表いつなの?」
「もうすぐなんだ―深雪どうしよう――」
「由利なら大丈夫!」
「深雪ぃ――」
只今から、卒業検定の合格発表をはじめます。合格された方は………
「始まったよ深雪~」
「由利、受験番号何番だったの?」
「18番だよ」
「深雪~、あったよ!私受かってた―――」
「由利―おめでとぉ―――!」
「私、卒業式行ってくる♪この後お祝いだからね!」
「わかった―!私この後1時間乗るんだ―だから先に終わったら待っててね!?」
「うん、学科の勉強しながら待ってる!」
『じゃ―またね♪』