僕はあなたの狗だから
目を開けると僕は、真っ暗な部屋に立っていた。


ピチャッ!


顔に生暖かい何かが飛んできた。


手で拭うとそれは朱い色をしていた。


そして、僕の目の前には…






「止めろ!!」

それ以上見せるな!

僕ははっと目を覚ました。

夢か…


外はすっかり暗くなっていた。

< 9 / 23 >

この作品をシェア

pagetop