Honey Jewel~密な関係~





「またですか。貴女は」


「すいませ~ん・・・神谷さんいないとホント困ります」


「私、何も悪くないのですが。いい加減慣れてください」



あの非常事態から1か月。


景色も夏から秋へと移り変わろうとしていた。


私は相変わらず、洗濯機が使えず、神谷さんに叱られる。



「最近どうですか?ミソラとは」


「・・・お節介ですね、本当に」


「えー?だって気になるじゃないですかぁ~」



だって、神谷さん少しだけ顔赤いんだもん。


聞いてると楽しくて(悪)


洗濯機から洗い終えた洗濯物を取り出す。


心地よい、石けんの香りに包まれる。



「・・・普段通りですが」


「そんなこと言って~もうヤっちゃいました?」


「ブーーーーッ!!!な・・・何をおっしゃるんですか貴女は!!!」



え、何。


そんなに顔赤くして・・・図星?


・・・まじすか。






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