Honey Jewel~密な関係~




私は、ユウキの部屋の扉の前に来ていた。



「・・・失礼します」



私がそう言うと



「ああ」



と中から声が聞こえ、私は部屋の中へ。


中は相変わらず綺麗に整頓された本棚が真っ正面に見える。


ユウキも笑顔で出迎えてくれた。



「どうした?悲しくなったか・・・・?」


「ううん!ていうか、・・・会いたくなったから・・・」


「そっか、やけに素直だな」



その言葉にふと、笑みがこぼれた。


この人の前では素直でいたい。


嘘は・・・つきたくないんだ。



「だ・・・って・・・素直じゃないと」


「?どうし・・・・」


「私が・・・ユウキを・・・」


「おい?何言って・・・」



何でだろう、涙が出てきて・・・。


と・・・止まらない・・・・。



「ユウキを独りにしない・・・・・」









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