Honey Jewel~密な関係~
『カポーーーーンッ』
少し熱めのお湯をかぶる。
「あれ・・・ユウキくん、いないじゃん」
私は、目の前にある大きなお風呂を見て、テンションが上がり、そのままダイブ。
「気持ちぃぃ~♪やっぱお風呂はいいねッて・・・へ?」
「お前、胸でかいな」
私を後ろから抱きしめるユウキくん。
しかも抱きしめている手が・・・胸に。
「うぉぇ!?・・・・なんなな・・・」
「湯気で気づかなかったか?ほら、乗れ」
「は・・・・」
私はユウキくんの膝にちょこんと座らされる。
手が当たっている部分のドキドキが段々と熱を帯びていく。
「ていうか、俺のことユウキじゃない。主人だから」
「あ・・・・うん・・・・」
「うんじゃなくて・・・はい、でしょ?」
「うッ・・・ひゃ・・・・」
冷たい唇が私の熱い首筋に当たる。
ひんやりしている・・・・。
「俺の・・・モノ、決定」
「へ・・・・?」
「ああ?何でもない」
私は後で気づいた。
何個も首筋にキスマークが付いていたこと。