Honey Jewel~密な関係~
「ん・・・・?おぃ?」
「・・・ひぃ・・・」
やばい。
完全にのぼせたぁ・・・。
ぐらぐらするぅ・・・・。
「おい!?芽依!」
ユウキくんが芽依って・・・・。
私はそのまま意識を失った。
第一、お風呂であんなに密着してたら
のぼせるよね・・・・?
「ん・・・・」
「目、覚めたか?」
気がつくと、私はユウキくんの部屋のベッドの上。
「う~んッ・・・ごめんなさい。役に立たなくて」
「いや、俺が悪いんだ。あんな・・・無理強いさせて。ゆっくり慣れてくれればいいから。いきなりハードすぎたな」
私は・・・ご主人に謝らせたらダメじゃん。
そぅっと・・・ユウキくんの手を握る。
やっぱり、唇と同じで手も冷たい。
「心配・・・しないで・・・?」
つかの間の出来事。
私の唇に
冷たい、どこか悲しい雰囲気の唇が
少しずつ重なった。