Honey Jewel~密な関係~
「じゃあ、逃げてくださいませ♪」
「うん~エリアは?」
「ユウキの部屋のみ♪」
「狭ッッ・・・ま・・いいか」
なんやかんやで、始まった鬼ごっこ。
やはり、お嬢と貧乏は身体能力が違うのか、
ミソラさん、全然来ない(笑)
手加減が必要・・・?
「あ、疲れましたわ。休みましょー」
「はぁい?早くないっすか!?」
「お話が・・・ありますの」
「は・・・・なし・・・???」
何か・・・気まずくなっちゃったな???
部屋にあったソファーに並ぶように座る。
真剣な顔で私を見る。
何だろ・・・???
「私ね・・・政略婚約っていうか・・・ね。本当は、好きな人がいたのよ」
「えええ!???」
新事実。
てか、驚愕の事実。
「ま、小さい頃だったから誰だか思い出せないんだけど・・・」
「特徴とかないの・・・???」
「右肩に・・・・アザがある・・・・」
「アザ?????」