恋する少年 3rd
中学とは違う校舎に興奮してると、
人がいっぱいのところを発見。
おっ! クラス表だな!!
小走りで駆け寄って、
人ごみを掻き分けながらクラス表の前に立った。
こうゆう時、チビって得だな。
軽く自分の身長に感謝して、
1組から順番に目で追っていく。
さ、さ、さ、さ・・・
おっ発見!! 笹川祐次!
3組かぁ~・・・・
俺と一緒の中学の奴ってあんまいないからなぁ~、誰か1人でも居るかな・・・
同じクラスをしたから上まで見てみるも、
知ってる名前は発見できず・・・・・
ま、いっか。
これからいっぱい作ればいいし。
どんな奴がいるっかな~♪
また人ごみを掻き分けて人だかりの中から出て行こうとしたとき。
「いったぁ!!」
俺の耳にい届いた高い声。
えっ?
慌てて周りを見渡すと、
すぐ隣にいた女の子に目がいった。