キラキラ☆サン ビーチ
このまま、もう桐谷は旅館に戻して休ませた方がいい?


先生にあたしは言いに行かなきゃいけないよね?


あっ……でも、桐谷を1人で帰して途中で倒れたりしたらどうしよう……



「桐谷ぃ~、大丈夫?
氷水まだいる?
新しく作る?

何かして欲しいことある?」



うわー、どうしようどうしよう……


こういう時ってどうしたらいいの?



「桐谷ぃ~」


「愛川、落ち着け。
俺は大丈夫だから」



落ち着けないよ。
急に顔が真っ赤になっていたんだから驚くよ!


「熱は?頭痛い?
どっか具合悪いとこある?」


「どこも具合悪くないからっ!
まずお前が落ち着けって」


「…………でも…」


「なんともない、この後の試合も出るから大丈夫だから、な?」


「うん……」



頬に、さっき上げた氷水当てている真っ赤桐谷に言われても……


あんまり説得力がない。








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