キラキラ☆サン ビーチ
まおの聴力の事を聞いて3ヶ月。
この3ヶ月間、本当にまおは頑張っていたと思う。
回りから色々言われたって気にすることなく毎日学校へ来ていたし、
大好きなお母さんのお弁当を具合悪くて食べられないのに「残したら悪いから」って言って、最後まで頑張っていたから……
この夏休みはつかの間の休息ってわけか。
「愛川ー」
「優ちゃん…」
まおはいないけど……
「手伝ってあげる」
「マジ?」
「しょうがないから手伝ってあげるよ」
「優ちゃん、やっさしー」
まおはこれからもっと大変な思いをするはずだから……あたしがこんなわがまま言っちゃいけないよ。
「じゃあこれが夏休みの予定だから。
夏休み、よろしくなー」
バンッとB5サイズの真っ白なプリントを机に叩きつけ、桐谷は消えていった……
この3ヶ月間、本当にまおは頑張っていたと思う。
回りから色々言われたって気にすることなく毎日学校へ来ていたし、
大好きなお母さんのお弁当を具合悪くて食べられないのに「残したら悪いから」って言って、最後まで頑張っていたから……
この夏休みはつかの間の休息ってわけか。
「愛川ー」
「優ちゃん…」
まおはいないけど……
「手伝ってあげる」
「マジ?」
「しょうがないから手伝ってあげるよ」
「優ちゃん、やっさしー」
まおはこれからもっと大変な思いをするはずだから……あたしがこんなわがまま言っちゃいけないよ。
「じゃあこれが夏休みの予定だから。
夏休み、よろしくなー」
バンッとB5サイズの真っ白なプリントを机に叩きつけ、桐谷は消えていった……