鏡の中の彼と彼女   ~第二章~
そして


全てをさらけ出した俺を香織に受け止めて欲しかった


腕の中で小さくなり泣いている香織


壊れそうな君をそっと抱きしめた


勇気を出して聞かなければならない


もし…この腕の中から消えてしまっても

恨んだりしない
話したことは後悔していない
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