鏡の中の彼と彼女 ~第二章~
「あの…わがまま言っていいですか?」
「言ってごらん」
啓吾は優しく香織の頬を撫でた
「正直言って、両方ともやりたい…です接客も楽しいし、生地から選んでデザインして一つの形にする事も憧れています」
「…」
「でも、一番は…
啓吾さんの片腕になりたい……です」
香織は俯いてしまった
「言ってごらん」
啓吾は優しく香織の頬を撫でた
「正直言って、両方ともやりたい…です接客も楽しいし、生地から選んでデザインして一つの形にする事も憧れています」
「…」
「でも、一番は…
啓吾さんの片腕になりたい……です」
香織は俯いてしまった