鏡の中の彼と彼女   ~第二章~
香織は震えながら小声で話す


啓吾はサングラスを外して辛そうな顔で香織の話しを聞いていた


「その後、通りかかった人が気付いてくれて…助けてくれた…」


「もう、話さなくていいから」


啓吾は香織をギュッと抱き締めた
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