鏡の中の彼と彼女   ~第二章~
「おつかれー桂、啓吾じゃないんだな」

「私の車、禁煙ですけどタクシーで行きますか?」


「いや、中では吸わないから。それとも助手席には特定の人しか乗せない?」


「ちっ」


ニャッって笑う修夜を睨み付け車を出す

「どうぞオーナー」

車は走り出した
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