鏡の中の彼と彼女   ~第二章~
「香織」


「えっ…はい」


香織は一瞬啓吾に呼ばれたのかと思いドキッとした


売り場では さん付けだったから


香織は奥にいた桂のそばにきた


「なんですか?桂店長」


いつもと変わらない微笑みでいてくれる香織に桂はホッとした
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