鏡の中の彼と彼女   ~第二章~
いつもの あの笑顔で男が見ていた


「なに?」


無表情で男に言った

「なあ、名前は?」

「藤崎啓吾」


「いつも1人?」

あの笑顔で話しかけてくる男にムカつき言ってやった


「あぁ、1人の方が仮面かぶって無理して笑わなくて良いからな。」

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