先生と彼氏。
ホントはもうわかったんだ。
『ひー君』が聖だって。
頭ではわかってるの。



でも、どうしてもやるせない気持ちがあって。



「じゃあ、あたしが引っ越すときの約束、言える?
本当に貴方がひー君なら言えるよね?」



「―――っ。………っ!『ひー君、またね。』」



「『絶対、ぜえったい!!
ぼくのお嫁さんにするから』」
< 404 / 415 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop