明日への扉
プロローグ
もう、



朝なんて来ないんじゃないか。




この苦しい、長い長い夜が


ずっと…


ずっと続くんじゃないか。





ボンヤリとした視界の中に、扉が見えてきて。




あの扉を開けることが出来たら…




元気になれるのかな。







私も彼女くらいの年の頃



そんな事を思った経験が、ある。











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