明日への扉
卒業
ゴホッ ゴホッ…
…苦しい…
最近、減ってたのに…
油断して風邪をひき、そこから喘息発作が出てしまった。
「希ちゃん、大丈夫?」
子どもの頃から診てくれてる、明美先生。
先生の声を聞くと、ホッとする。
「うん… 点滴すれば… 治まるよね…」
肩で息をしながら見上げると
先生はニッコリと、力強く、うなずいてくれた。
この笑顔に…
どれだけ勇気づけられたか、わからない。
明美先生が大丈夫だと言えば、ホントに大丈夫になる。
先生が背中をさすってくれると、一回ごとに呼吸が楽になる気がする。
先生の手は…
魔法の手だ。
…苦しい…
最近、減ってたのに…
油断して風邪をひき、そこから喘息発作が出てしまった。
「希ちゃん、大丈夫?」
子どもの頃から診てくれてる、明美先生。
先生の声を聞くと、ホッとする。
「うん… 点滴すれば… 治まるよね…」
肩で息をしながら見上げると
先生はニッコリと、力強く、うなずいてくれた。
この笑顔に…
どれだけ勇気づけられたか、わからない。
明美先生が大丈夫だと言えば、ホントに大丈夫になる。
先生が背中をさすってくれると、一回ごとに呼吸が楽になる気がする。
先生の手は…
魔法の手だ。