明日への扉
翌日は、すごい筋肉痛だった。



でも痛みに耐えて、練習に行った。




そんな毎日を繰り返し


1週間が過ぎたころには、筋肉痛もなくなった。






朝起きて、授業を受けて、部活して、宿題をして、寝る。



中学時代とは全く違う生活をこなすので、精一杯だった。





そして夏休みに入った頃、ようやくペースをつかんで、毎日を楽しめるようになった。




ある日、鏡に映った自分の姿に驚いた。




ひ弱な手足に柔らかい曲線の筋肉が付き、真っ黒に日焼けした、中学時代とは別人の私がいた。







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