明日への扉
夏休みが終わる頃、メンバー内でリーグ戦を行うことになった。
私がペアを組むように言われたのは、同級生でも一番上手い子。
えーっ! 無理だよ! 足引っ張っちゃう…
やっと少し、ボールが返せるようになったくらいなのに。
「よろしくね…」
オドオドと挨拶する私に
「今日は勝ちにいくから。」
と強気な彼女。
どーしよー…
5試合したところで、2勝3敗。
「ごめんね。私なんかと組んじゃったから… 私、下手だから、足引っ張って…」
休憩時間に話しかけた。
「…あのさ… ごめんとか、私なんかとか言ってる暇あったら、もっとガムシャラにやれば? 今の自分の力を必死に出しなよ!!」
彼女は怒鳴り、吐き捨てるように言った。
私がペアを組むように言われたのは、同級生でも一番上手い子。
えーっ! 無理だよ! 足引っ張っちゃう…
やっと少し、ボールが返せるようになったくらいなのに。
「よろしくね…」
オドオドと挨拶する私に
「今日は勝ちにいくから。」
と強気な彼女。
どーしよー…
5試合したところで、2勝3敗。
「ごめんね。私なんかと組んじゃったから… 私、下手だから、足引っ張って…」
休憩時間に話しかけた。
「…あのさ… ごめんとか、私なんかとか言ってる暇あったら、もっとガムシャラにやれば? 今の自分の力を必死に出しなよ!!」
彼女は怒鳴り、吐き捨てるように言った。