明日への扉
ほぼ全員の役割が決まり、ホームルーム終了。
加奈も美穂も、体育祭の競技に出るみたいだ。
「びっくりしたよー! 希が、走る方に出るなんて。」
美穂が、目を丸くしてる。
「だって文化祭の準備、大変じゃん。部活もあるし。体育祭は、その時走るだけで良いんでしょ? そっちが簡単だよ。」
そう言うと、美穂はククッと笑った。
「…なんで笑ってんの?」
「いや… 希、変わったなーって。 中学の時だったら、文化祭の準備を黙々と、やってたと思うよ。」
「…そう?」
そう言われれば、そうかも。
中学生の時なら、ビリになるのを見られるくらいなら、黙々とやる作業をやってたと思う。
でも今は、例えビリでも一瞬で終われば、その方が面倒臭くないと思う。
ビリは、慣れてるしね。
「確かに… 変わったかもね。」
自分でも可笑しくなってきて、美穂と一緒に笑った。
加奈も美穂も、体育祭の競技に出るみたいだ。
「びっくりしたよー! 希が、走る方に出るなんて。」
美穂が、目を丸くしてる。
「だって文化祭の準備、大変じゃん。部活もあるし。体育祭は、その時走るだけで良いんでしょ? そっちが簡単だよ。」
そう言うと、美穂はククッと笑った。
「…なんで笑ってんの?」
「いや… 希、変わったなーって。 中学の時だったら、文化祭の準備を黙々と、やってたと思うよ。」
「…そう?」
そう言われれば、そうかも。
中学生の時なら、ビリになるのを見られるくらいなら、黙々とやる作業をやってたと思う。
でも今は、例えビリでも一瞬で終われば、その方が面倒臭くないと思う。
ビリは、慣れてるしね。
「確かに… 変わったかもね。」
自分でも可笑しくなってきて、美穂と一緒に笑った。