明日への扉
最後の力を振り絞り、気づいたら、私の身体にゴールのテープが巻き付いてた。
「希ー!! すごいよ!」
ゴールにいた、テニス部のみんなが走ってくる。
私は息があがり、立ってるのが精一杯。
「私… 何位?…」
「1位だよ! 3人抜いたんだよ!!」
美穂に抱きつかれて、よろけた。
「えっ! …1位?!」
リレーで… 1位?
私が… 3人抜いたの?
みんなに引っ張られ、1位の場所に座った。
「周りの応援、聞こえた? すごかったんだから!」
加奈の興奮した声で、ジワジワと実感が湧いてきた。
私、1位とったんだ。
運動会で1位なんて…
初めてだよ。
嬉しくて、嬉しくて…。
毎日のキツい練習、必死に頑張って良かった。
「希ー!! すごいよ!」
ゴールにいた、テニス部のみんなが走ってくる。
私は息があがり、立ってるのが精一杯。
「私… 何位?…」
「1位だよ! 3人抜いたんだよ!!」
美穂に抱きつかれて、よろけた。
「えっ! …1位?!」
リレーで… 1位?
私が… 3人抜いたの?
みんなに引っ張られ、1位の場所に座った。
「周りの応援、聞こえた? すごかったんだから!」
加奈の興奮した声で、ジワジワと実感が湧いてきた。
私、1位とったんだ。
運動会で1位なんて…
初めてだよ。
嬉しくて、嬉しくて…。
毎日のキツい練習、必死に頑張って良かった。