明日への扉
高校3年
達成感
ついに、高校生最後の学年を迎えた。
今度は加奈と別れて、美穂と同じクラスになった。
「また、あんた達と同じクラスなの?」
うんざりした声を、山下に向ける美穂。
「うるせーよ。お前らが、俺たちにくっついて来たんじゃねーの?」
そう、『俺たち』とは、山下と篤史。
高校では、ずっと離れてた篤史と、最後に同じクラスになれた。
でも、あのバレンタインの日は、かなり落ち込んだし。
アイツと話す事も、ますます出来なくなってしまった。
そしてもう1つ、目の前に大きな出来事が待っていた。
高校生最後の、テニスの試合。
今度は加奈と別れて、美穂と同じクラスになった。
「また、あんた達と同じクラスなの?」
うんざりした声を、山下に向ける美穂。
「うるせーよ。お前らが、俺たちにくっついて来たんじゃねーの?」
そう、『俺たち』とは、山下と篤史。
高校では、ずっと離れてた篤史と、最後に同じクラスになれた。
でも、あのバレンタインの日は、かなり落ち込んだし。
アイツと話す事も、ますます出来なくなってしまった。
そしてもう1つ、目の前に大きな出来事が待っていた。
高校生最後の、テニスの試合。